除却損 令和5年秋期試験問題 午前問77 


取得原価30万円のPCを2年間使用した後,廃棄処分し,廃棄費用2万円を現金で支払った。このときの固定資産の除却損は廃棄費用も含めて何万円か。ここで,耐用年数は4年,減価償却は定額法,定額法の償却率は0.250,残存価額は0円とする。

 

ア 9.5
イ 13.0
ウ 15.0
エ 17.0

正解はエです。

 

※償却額

しょうきゃくがく

 

1年

300,000円×0.250=75,000円

2年

75,000円×2 150,000円

 

※除却損

じょきょそん

150,000+20,000=170,000円

 

 

 

 

パレート図 令和5年秋期試験問題 午前問76


f:id:nagahh:20240403110125j:image

発生した故障について,発生要因ごとの件数の記録を基に,故障発生件数で上位を占める主な要因を明確に表現するのに適している図法はどれか。

ア 特性要因図

イ パレート図

ウ マトリックス

エ 連関図

 

正解はイです。

 

パレート図

・項目値を大きい順に並べた棒グラフ

・構成比を表す折れ線グラフ

の複合グラフ

 

パレートとは

イタリアの経済学者パレートが名前の由来。 偏り※を見つける手法を編み出した人

 

アメリカ社会全体の所得のほとんどは

高所得上位者20%の所得で占めている

コンティンジェンシー理論 令和5年秋期試験問題 午前問75

リーダーシップ論のうち,F.E.フィードラーが提唱するコンティンジェンシー理論の特徴はどれか。

 

ア 優れたリーダーシップを発揮する,リーダー個人がもつ性格,知性,外観などの個人的資質の分析に焦点を当てている。

イ リーダーシップのスタイルについて,目標達成能力と集団維持能力の二つの次元に焦点を当てている。

ウ リーダーシップの有効性は,部下の成熟(自律性)の度合いという状況要因に依存するとしている。

エ リーダーシップの有効性は,リーダーがもつパーソナリティと,リーダーがどれだけ統制力や影響力を行使できるかという状況要因に依存するとしている。

 

正解はエです。

 

 

 

 

レジリエンス 令和5年秋期試験問題 午前問74


f:id:nagahh:20240401232540j:image

(d's country様より)

BCM(Business Continuity Management)において考慮すべきレジリエンスの説明はどれか。

ア 競争力の源泉となる,他社に真似のできない自社固有の強み

イ 想定される全てのリスクを回避して事業継続を行う方針

ウ 大規模災害などの発生時に事業の継続を可能とするために事前に策定する計画

エ 不測の事態が生じた場合の組織的対応力や,支障が生じた事業を復元させる力

 

正解はエです。

 

レジリエンスとはあるストレス状態下において、適応できる能力・精神回復力がある事

 

ア:コアコンピタンス

ィ:BCP

 

マシンビジョン 令和5年秋期試験問題 午前問73


f:id:nagahh:20240401213911j:image

キヤノンIT様より)

スマートファクトリーで使用されるAIを用いたマシンビジョンの目的として,適切なものはどれか。

 

ア 作業者が装着したVRゴーグルに作業プロセスを表示することによって,作業効率を向上させる。

イ 従来の人間の目視検査を自動化し,検査効率を向上させる。

ウ 需要予測を目的として,クラウドに蓄積した入出荷データを用いて機械学習を行い,生産数の最適化を行う。

エ 設計変更内容を,AIを用いて吟味して,製造現場に正確に伝達する。

 

正解はイです。

 

マシンビジョンは、

・カメラ対象物を認識

・決められた処理を行うシステム

※工場で製造中の食品や機械の部品を画像として捉えて全自動で目視検査

※駐車場で車のナンバーをみて入出庫を管理する

ギグエコノミー 令和5年秋期試験問題 午前問72


f:id:nagahh:20240331204021j:image

個人が,インターネットを介して提示された単発の仕事を受託する働き方や,それによって形成される経済形態を表すものはどれか。

 

ア APIエコノミー

イ ギグエコノミー

ウ シャドーエコノミー

エ トークンエコノミー

 

正解はイです。

 

ギグとは

インターネットを通じてマッチングした単発の仕事をいう

サイバーフィジカルシステム 令和5年秋期試験問題 午前問71


f:id:nagahh:20240330152342j:image

CPS(サイバーフィジカルシステム)を活用している事例はどれか。

 

ア 仮想化された標準的なシステム資源を用意しておき,業務内容に合わせてシステムの規模や構成をソフトウェアによって設定する。

イ 機器を販売するのではなく貸し出し,その機器に組み込まれたセンサーで使用状況を検知し,その情報を元に利用者から利用料金を徴収する。

ウ 業務処理機能やデータ蓄積機能をサーバにもたせ,クライアント側はネットワーク接続と最小限の入出力機能だけをもたせてデスクトップの仮想化を行う。

エ 現実世界の都市の構造や活動状況のデータによって仮想世界を構築し,災害の発生や時間軸を自由に操作して,現実世界では実現できないシミュレーションを行う。

 

 

正解はエです。

 

●サイバーフィジカルシステム

仮想空間と現実空間を融合。

①現実空間センサー情報を

 仮想空間にてAI等で処理

②結果を現実空間にフィードバック

※Society5.0実現の基幹技術

 

ソサエティーの説明

狩猟社会(Society 1.0)

農耕社会(Society 2.0)

工業社会(Society 3.0)

情報社会(Society 4.0)